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朝、8時前に家を出る。日比谷通りに出ると、箱根駅伝を応援する人がちらほらと。
内幸町のビルの緑地で出場校の応援団が待ち構えていた。女性の応援団長もいて、すてきだなと思う。朝の寒さの中、チアガールが生足で待っていてかわいそうになった。
日比谷公園の手前で選手と行きかう。まだスタートしたばかりなので団子状態。
ここから箱根まで、先は遠いぞとエールを送る。
一般参賀に当選したので、皇居へ行く。
8時半に集合して、陛下のお出ましは10時10分。ひたすら待つ。日差しがあるのが救い。
平成の初めの頃に両親と一般参賀に行ったことがあったが、その時は人が多く、会場の外にいわゆる右翼の人がいて怖かった記憶がある。
今回は人数を絞っているせいか、とがった人は見られなかった。朝早い回だったせいか、子供連れの人はおらず、親子2人づれがメイン層。
待っている時は、「もう帰りたい」と思っていたが、陛下がお出ましになると「来てよかった」と思わされた。愛子様もかわいらしかった。
有楽町まで出て、東京ステーションギャラリーへ。
「鉄道と美術の150年」の後期展示を見る。
明治から昭和の初期まで、蒸気機関車や市電は絵画のモチーフとして描かれてきた。洋画が日本に導入された頃で、屋外スケッチの重要性が高まってきたからなんだろうか。また、意外と新幹線が描かれていないのは、風景画自体が廃れてしまったからなんだろうか。
鉄道は「新しいもの」の象徴として描かれてきているように思える。翻って、今、「新しいもの」は何だろうと考える。PC?スマホ?果たして、それらは美術の主題になるのだろうか。